ジェノアのアルマンド・イッツォ【写真:Getty Images】
今季のプレミアリーグで2番目に失点の少ないアーセナルだが、冬の移籍市場でさらなる守備強化を目論んでいるようだ。
英紙『メトロ』によれば、アーセン・ヴェンゲル監督はジェノアのイタリア人DFアルマンド・イッツォの獲得を望んでいるという。
同選手は生まれ故郷ナポリの下部組織出身だが、昨季ジェノアでセリエAデビューを飾り、ジャンピエロ・ガスペリーニ監督の戦術にピタリとはまってブレイクを遂げた。今季は10試合に出場し、今月1日のナポリ戦ではゴンサロ・イグアインを完封して評価を高めた。
アーセナルのDF陣は強力だが、ベテランのペア・メルテザッカーやロラン・コシエルニーは細かい負傷が増え、フル稼働が難しくなってきている。またCBを本職とする控えがガブリエウのみと選手層にも不安を抱える。
以前ユベントスのイタリア代表DFダニエレ・ルガーニをレンタルで獲得するプランも報じられたが、実現性は低いと見られる。一方でイッツォは安価で将来性もあり、アーセナルの未来に大きく貢献する可能性を秘めているだろう。
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