参照元:YouTube
マンチェスター・ユナイテッドで1999年に伝説の「トレブル=3冠」を達成するなどした同クラブの黄金世代「Class of‘92=(アカデミー)92年生」にまつわるドキュメンタリー映画が12月1日に英国の首都ロンドンでプレミア上映(一般公開は2日から)される。
同映画に登場する92年生とは、ライアン・ギグス、デビッド・ベッカム、ポール・スコールズ、ニッキー・バット、ガリー/フィル・ネビル兄弟の6人のことで、92年から99年までの彼らの活躍が描写され、クラブOBのエリック・カントナや元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンをはじめ、元英首相トニー・ブレア氏や映画監督ダニー・ボイル氏など、各界著名人が6人について語っている。
唯一マンUで現役を続けている39歳のギグスは映画について次のように述べた。
「僕らがこの映画のオファーを受けた時、自分のキャリアだけでなく、一時代を共に過ごした同僚みんなの事を思い返すことができた。僕らは今でも親友だし、親友たちとの物語を描く映画を断る理由などなかった」
また、昨季限りで現役を引退した元イングランド代表主将のデビッド・ベッカムも、
「彼らとの時間は現役生活で最も特別だったし、育ちは違えど、出会ってからは家族のように過ごし、みんなが成功を目指していた。最終的に僕らが達成したものは、夢をはるかに超越したものだった」と話した。
6人は「ファーギーズ・フレッジリングズ=ファーガソンの雛鳥たち」と称されるが、生みの親であるマンU前監督のアレックス・ファーガソン氏は出演を辞退。だが逆にその影響もあってか、6人の「素の姿」が見られるため、マンUファンには鳥肌モノの仕上がりとなっている。
2分間の映画予告編はYoutubeで視聴可能。
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