自爆テロが発生したスタッド・ド・フランス【写真:Getty Images】
フランス・パリで発生した同時多発テロの実行犯がギリシャを経由してフランスに侵入したことがわかった。20日、イギリス『ロイター』が報じている。
同メディアによれば、パリのスタッド・ド・フランスで自爆テロを行なった2人のテロリストはシリア難民と偽装してギリシャからフランス入りしたとしている。1名は9月3日にギリシャで検査を受けた際に採られた指紋と一致し、もう一名もギリシャのレロス島で難民申請をして欧州入りをしたとみられている。
13日にフランス代表対ドイツ代表の親善試合が行なわれていたスタッド・ド・フランスでは、テロによって観客がピッチ内に避難を余儀なくされた。なお、今回のテロの首謀者であるアバウッド容疑者は既に死亡が確認されている。
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