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スペイン伝統の一戦“クラシコ”。5つの名勝負を振り返る

代表ウィークも明け、今節から再び欧州各国でリーグ戦が再開する。中でも最大の注目はレアル・マドリーとバルセロナによる伝統の一戦“エル・クラシコ”だろう。スペインを二分するビッグクラブは、これまでにいくつもの激闘を繰り広げてきた。その中でも近年にあった5つの名勝負を振り返ってみよう。今季最初の大一番をモノにするのはどちらのチームだろうか。

text by 編集部 photo by Getty Images

1.2006/07(バルサ 3-3 マドリー)

スペイン伝統の一戦“クラシコ”。5つの名勝負を振り返る
自身初のクラシコでハットトリックを決めたリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 敗戦の窮地に立たされていたバルサだったが、自身初のクラシコとなった当時19歳のリオネル・メッシがチームを救った。

 ルート・ファン・ニステルローイに先制ゴールを奪われた直後にメッシが同点弾を決める。オレゲールが前半終了際に退場し、2-3のまま試合が進んだが、メッシが後半アディショナルタイムにGKイケル・カシージャスを破って同点とした。

 試合を通じて3度もマドリーに勝ち越されたバルサだったが、その度にメッシがタイスコアに戻して勝ち点1をもたらしている。

 キャリアを通じて21度もマドリーからゴールを奪っているメッシだが、クラシコでの活躍ぶりはこの一戦から始まっている。

【得点者】
5分 0-1 ルート・ファン・ニステルローイ(マドリー)
11分 1-1 リオネル・メッシ(バルサ)
13分 1-2 ルート・ファン・ニステルローイ(マドリー)
28分 2-2 リオネル・メッシ(バルサ)
73分 2-3 セルヒオ・ラモス(マドリー)
11分 3-3 リオネル・メッシ(バルサ)

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