マンチェスター・ユナイテッドの大ファンであることを公言している陸上競技短距離選手のウサイン・ボルトは、自身がルイス・ファン・ハール監督が望む選手像に近いと考えているようだ。19日に英紙『エクスプレス』が報じている。

　ファン・ハール監督は以前、スピードがあるウィングの選手を求めていることを明らかにしていた。ジェシー・リンガードやフアン・マタを試合で起用しているものの物足りなさを感じている。この発言を受けて、人類史上最速の男であるボルトが名乗りを上げた。

「僕は心の中で、試験を行ってみて彼らが”よし”と言うのか”ダメだ”と言うのか確認してみる必要があると思ってる。僕はスピードがあるし、ボールもコントロールできるし、ゲームも理解できるから、すぐにフィットすると思う。だから、試験をすれば彼らはこういうと思うよ。5年間の契約を結ぼうとね」

　ボルトは2009年にドイツ・ベルリンで行われた世界陸上の短距100m走で9秒58という世界記録を樹立している。冗談交じりで語っているが、密かにサッカー選手に転向することも考えているのかもしれない。

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