ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンは19日にイタリア・セリエAデビュー20周年を迎えた。これを記念して、イタリアのスポーツ専門チャンネル『プレミアスポルト』がインタビューを行った。
「大切な試合でミランと戦って、恐怖と自信を感じたデビューのことは忘れられないよ。あの興奮と喜びが僕の元から離れていくことはないだろう」
パルマに所属していた当時17歳のブッフォンは、1995年11月19日に行われたセリエA第10節のミラン戦で先発出場。これが彼にとってのプロデビュー戦となった。
対戦相手のミランのラインナップにはズヴォニミール・ボバン、ジョージ・ウェア、ロベルト・バッジョといった攻撃のタレントが揃っていたが、ブッフォンはこれを見事無失点に抑えた。この後6試合連続で先発メンバー入りするなど、1996/97シーズンは9試合に出場した。
チーム最年少だったブッフォンだが、“常軌を逸した狂人”と見られていたという当時の様子について次のように語っている。
「僕には世話役が必要で、(マッシモ・)クリッパ、(アレッサンドロ・)メッリ、(ロレンソ・)ミノッティと(ロベルト・)センシーニは僕をサポートしてくれたよ」
20日現在、ブッフォンは20年間のキャリアで通算904試合(クラブ750試合、代表154試合)に出場。2001年から所属するユベントスとイタリア代表の両方で守護神として君臨している。
ユベントスは現地時間21日、ブッフォンがプロデビューを果たしたミランと本拠地ユベントス・スタジアムで対戦する。
【了】