セルヒオ・ラモスとルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、現地時間21日に行われるレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を前に両チームのフェアプレー精神について語っている。18日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
スアレスは、伝統の一戦でマドリーのDFセルヒオ・ラモスとのマッチアップが予想される。ラモスはセビージャ戦で左肩の負傷を悪化させていたが、スアレスは「ラモスの肩を狙うようなことはしないよ」と、手負いの主将の“弱点”を突くことはないと語っている。
バルセロナとマドリーといえば、宿命のライバルとして敵対関係にあるが、スアレスの考えは少し異なるようだ。
「我々はサッカーというもので繋がっている仲間だ。僕がラモスの肩を狙わないように、誰も(リオネル・)メッシの足を狙わないだろう」
メッシは左膝靭帯損傷で約2ヶ月間の離脱を強いられており、マドリー戦での復帰を目指している。マドリーにとっては脅威となる存在だが、ライバルが自らのチームメイトを故意に傷つけることはしないと強調している。
両チームとも多くの負傷者を抱えていたが、シーズン最大のビッグマッチに合わせて続々と復帰し始めている。
【了】