親善試合で負傷したフランス代表FWアントニー・マルシアル【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属する19歳のFWアントニー・マルシアルが、フランス代表として出場したイングランド代表との親善試合で負傷した。17日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
マルシアルは先発出場を果たしたが、67分に負傷しアントワーヌ・グリーズマンと途中交代していた。松葉杖をついて歩く姿も目撃されており、軽傷ではなさそうだ。なお、フランスはイングランドに0-2で敗戦している。
試合後にフランスを率いるディディエ・デシャン監督は「彼は足を負傷して痛みを抱えている」と答え、マルシアルがけがをしたことを明かしている。
フランス代表だけでなく、“超新星”の負傷はユナイテッドにとっても大きな痛手だろう。今夏の移籍市場で総額5800万ポンド(約107億円)でモナコからユナイテッドに加入したマルシアルは、今季公式戦21試合で6得点を記録している。
加入前は代表への招集歴もなく無名の選手であったが、加入してすぐに大ブレイクした。だが、代表戦で負傷したことで数週間は離脱することになるかもしれない。
ユナイテッドの中盤を支えるマイケル・キャリックも代表戦で負傷しており、アントニオ・バレンシアもマンチェスター・シティとのダービーで負傷して長期離脱を余儀なくされている。リーグ戦で4位につけるチームにとって、首位浮上の可能性が見えていたところで不安材料が増える事態となっている。
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