審判への圧力が疑われているレアル・マドリー【写真:Getty Images】
スペイン・バルセロナの検察はレアル・マドリー対バルセロナの伝統の一戦“エル・クラシコ”の八百長疑惑の調査を開始したようだ。17日、スペイン紙『エル・ムンド』が報じている。
現地時間の21日に行なわれるクラシコにおいて審判団の線審の一人となるとみられる人物が、「バルセロナへ不利な判定を求める提案および圧力」を審判技術委員会のメンバーから受けたという疑惑をバルセロナの検察対汚職捜査部に届け出ていた。今回、検察側は届け出を認め、調査を開始する。
不当な圧力をかけたとの疑いが挙がっている審判技術委員会のホセ・アンヘル・モラレス氏は「不条理な話」と否定している。また、ビクトリアーノ・サンチェス・アルミニオ会長も「不可能だ」と強調していた。
現在、クラシコは予定通りに開催される予定だが、審判への圧力を巡る疑惑の進展は試合が終わっても続きそうだ。
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