バレンティン氏が最も満足したのはネイマール【写真:Getty Images】
かつてバルセロナのスカウト担当部門のチーフを務めていたアルベルト・バレンティン氏は過去の選手獲得について回顧した。16日付の伊メディア『GianlucaDiMarzio.com』が伝えた。
同記事ではバレンティン氏の『スカイ・スポーツ』に向けた発言をピックアップ。移籍市場の裏側について明らかにした。
バレンティン氏が最も満足したのはブラジル代表でキャプテンを務めるFWネイマールの獲得だという。セレソン(ブラジル代表の愛称)のフル代表でプレーする以前から注目していたようで、「ネイマールを獲得したことの喜びは無上のものだった」と振り返った。
反対に、“獲得がうまくいかなかった選手”にはDFチアゴ・シウバとDFマルキーニョスといったパリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表選手の名前を挙げた。彼らの獲得に際して、バルセロナは長い時間を掛けてじっくりと交渉を進行したが、結果的には合意に至らなかったという。
バレンティン氏は最後にバイエルン・ミュンヘンで敏腕振りを発揮しているペップ・グアルディオラ監督についても述べた。グアルディオラ監督が次に何を行うかということについては「分からない」とした上で、バレンティン氏は次のように称賛している。
「彼がこれからどうするのか私は知らない。ただ、私が言えることとしては、グアルディオラは共に働けて光栄だった人のひとりだよ。本当に素晴らしくてスペクタクルなことを行っていたからね」
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