ロシアW杯アジア2次予選のカンボジア戦を翌日に控えた日本代表は16日、現地で練習を行った。

　カンボジア戦は人工芝のピッチで行われる。天然芝と違う部分も出てくるが、槙野智章はある程度ミスも想定している。

「ボールスピードやハネ具合は計算してやらないといけないと思いますが、ミスは起こるので、大事なのはミスした後」

　シンガポール戦は吉田麻也と森重真人がコンビを組んだ。槙野は「自分の席は自分で守らないといけない。監督の求めるもの、プラス自分の良さを出さないといけない」と、カンボジア戦に出場した際は自身のプレーをアピールするつもりだ。

　日本が圧倒的に攻め込むことが予想される中、DFといえどセットプレーなど得点チャンスはある。シンガポール戦でダメ押しゴールを決めたのは吉田だった。

　槙野は「FKにしろ、CKにしろ、セットプレーは自分の良さだと思いますし、そういうところでゴールを増やしていかないといけない」と意欲を燃やした。

　ここ3年、日本代表の年内最終戦は岡崎慎司のゴールで締めくくられてきたが、ハリルジャパン随一のムードメイカーはこう抱負を述べた。

「槙野で終わりたいね（笑）」

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