バイエルンのFWトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンが、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーと契約延長に向けて交渉を開始したようだ。12日に独メディア『フォーカス・オンライン』が報じている。
今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドが移籍金8800万ポンド(約162億8000万円)の巨額オファーで獲得に乗り出し、ミュラーに対しては年俸920万ポンド(約17億200万円)で揺さぶりをかけるなど獲得に向けて動き出していた。
ミュラー本人も「給料は魅力的」と語るなどプレミアリーグへの興味を口にしており、バイエルンに脅威を与えている。ユナイテッドは再び獲得に乗り出す構えを示しており、バイエルン側は新契約でミュラーを引き止めたい考えのようだ。
同紙によると、少なくとも2020年まで契約を延長することを望んでいるようだ。現在の年俸は600万ポンド(約11億円)とされているが、それをはるかに凌ぐ年俸1060万ポンド(20億円)のメガオファーで引き止めを狙う可能性があるとのこと。
昨季は公式戦48試合で21得点を記録していたが、今季はすでに公式戦18試合で17得点を決めている。ブンデスリーガ史上初となる4連覇を目指すバイエルンとしては、抜群のポテンシャルを発揮しているミュラーを手放すわけにはいかないだろう。
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