ダニエル・スタリッジ【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、同クラブに所属するイングランド代表FWダニエル・スタリッジの復帰を急かすつもりはないようだ。11日、英紙『デイリーメール』が報じている。
ユルゲン・クロップ監督が就任する前日の練習中、チームメイトのジョーダン・アイブと接触し、ひざを痛めていたスタリッジはクロップ監督指揮下での出場経験が未だない。昨季も度重なる怪我に悩まされ、14/15シーズンはリーグ戦12試合に出場し、得点は4ゴールに留まっていた。今季もここまで3試合2ゴールと、未だコンディション不良の暗いトンネルの中にある。
ピッチで躍動する姿を見せることが待望されているスタリッジだが、クロップ監督はまず全体練習で最大10日間のフルメニュー消化する必要があると強調し、それからインターナショナルウィーク明けのマンチェスター・シティ戦で復帰させるかどうかを検討するとしている。
かつてはルイス・スアレス(現バルセロナ)、ラヒーム・スターリング(現マンチェスター・シティ)らと、それぞれの頭文字を取って“3S”と呼ばれたトリオを前線で結成し、13/14シーズンのプレミアリーグを席巻したスタリッジ。
先月8日のクロップ監督就任以降、同31日のチェルシー戦を除いて複数得点がないリバプールは、スタリッジの復帰で攻撃力を取り戻すことはできるのか。
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