香川、岡崎はベンチスタートか。武藤&清武を先発起用へ
2018年ロシアW杯アジア2次予選の後半戦初戦となるシンガポール戦が、今日12日に迫った。6月の埼玉スタジアムでのホームゲームでまさかのスコアレスドローを余儀なくされた日本にとっては、絶対に超えなければいけない壁。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も選手たちも勝ち点3獲得を絶対ノルマだと捉えている。
この重要な一戦に向け、11日の日本代表は17時半から試合会場となるシンガポール・ナショナル・スタジアムで公式練習を行った。この日も冒頭15分のみのメディア公開で、非公開の時間帯はセットプレーやミニゲームが行われた模様だ。
スタメンに関しては「疲労しすぎている選手については、リスクを取りたくない。最終決断は今日の夜、もしくは明日の朝にしたい」と指揮官が語っているように、コンディションを考慮して決めるという。
となると、この1ヶ月間で6試合を消化し、9日朝に合流するという超過密日程を強いられている香川真司(ドルトムント)や最近イングランドで出番が減少傾向の岡崎慎司(レスター)はスタメンから外れる可能性もゼロではない。
10月のイラン戦(テヘラン)で代表2点目をマークした武藤嘉紀(マインツ)やドイツで2試合連続ゴール中の清武弘嗣(ハノーファー)らが先発することも十分考えられる。ここまで主力固定傾向の強いハリルホジッチ監督がどこまでメンバー入れ替えに踏み切るか。それは大きな注目点と言える。
そんな中、今季開幕当初は所属のインテルで戦力外と位置づけられながら、ここへきてロベルト・マンチーニ監督の信頼を奪い返した長友佑都(インテル)は満を持してピッチに立つだろう。