横浜FCと契約を延長した三浦知良【写真:Getty Images】
横浜FCとの契約延長を11日に発表した元日本代表FW三浦知良を各国メディアが報じている。
現在48歳の“キングカズ”こと三浦は11月11日11時11分に契約延長を発表。49歳まで現役続行を貫くことを決断している。
この決定をイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「時代を超越した存在」と報じた。三浦は日本人で初めてイタリア・セリエAでプレーした選手として知られており、『コリエレ・デッロ・スポルト』も「元ジェノアの三浦は引退しない。48歳でピッチへ」と報じた。
また、英紙は「世界最年長選手」である三浦の契約延長を讃えている。同選手は1986年にサントスとプロ契約を結び、今年でプロキャリア30年となる。『サン』はウェストハムでプレーする16歳のMFリース・オックスフォードを例に出し「彼が生まれたよりも12年も前からプレーを続けている」と脱帽した。
各国の最年少プレーヤーといえば、日本代表FW本田圭佑が所属するミランで守護神を任されているGKジャンルイジ・ドンナルンマは1999年生まれの16歳だ。実に三浦がキャリアをスタートしてから13年後に生まれた選手となる。
『サン』は最後に三浦に対して次のようなメッセージを添えている。
「カズ、フェアプレーを君に。君の身体が許すまで、君はプレーを続けていい」
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