ドイツ代表の招集が見送りとなったバルセロナのGKテア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、この代表ウィークを歯の治療に費やすようだ。8日付け『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
テア・シュテーゲンはフランス代表およびオランダ代表との親善試合を戦うドイツ代表メンバーに招集されていないが、おらず、同紙によると、歯の矯正手術を行うためとしている。
ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督もT・シュテーゲンの招集見送りを「歯の治療のためであり、この機会に新しいGKを見たい」としている。
これにより、レーヴ監督は今季パリ・サンジェルマンに移籍して正GKを務めているケビン・トラップを初招集している。
今季はチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの負傷離脱もあり、カップ戦だけでなくリーグ戦でもプレーする機会のあったT・シュテーゲンだが、そのパフォーマンスには疑問視されることも多かった。
ドイツ代表にはトラップの他、マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)の他、ベルント・レノ(レバークーゼン)、ロン=ロベルト・ツィーラー(ハノーファー)の計4人が招集されている。
歯の治療とともにパフォーマンスを向上し、熾烈な守護神争いに再び加わることはできるのだろうか。
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