インテルが興味を示すイバノビッチ【写真:Getty Images】
インテルがチェルシーに所属するセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチに対して興味を示しているようだ。8日に英紙『エクスプレス』が報じている。
同紙によると、インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督が今季限りでチェルシーとの契約が切れるイバノビッチに関心を示しているようだ。同選手は契約延長を望んでいるとされているが、叶わない場合には移籍を検討する可能性があり、そのタイミングを見計らって獲得に乗り出す構えを見せている。
マンチーニ監督は2009年から2013年までマンチェスター・シティを率いた経験があり、対戦相手としてイバノビッチのプレーを見てきた。その過程から同選手に興味を持っており、動向に注目しているようだ。
昨季はリーグ戦38試合に出場し4得点6アシストを記録するなど、DFながら高い得点能力を発揮してチェルシーのプレミアリーグ優勝に貢献している。
しかし、今季は昨季とは程遠いパフォーマンスに終始しており、代表戦での負傷で欠場が続くなど散々なシーズンを送っている。昨季は最小失点でプレミア優勝を果たしたチェルシーだが、第12節時点で昨季を上回る23失点を喫している。
アタランタ戦では3試合連続、今季7度目となる“ウノ・ゼロ”(1-0)で勝利し、セリエA最少失点を誇るインテルだが、守備が崩壊したチェルシーからDFを獲得することはあるのだろうか。
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