チームは逆転勝利も低めの評価【写真:goal.com】
9日に行われたブンデスリーガ第12節でシャルケはブレーメンとホームで対戦し、3-1で逆転勝利した。DF内田篤人はフル出場を果たしたが、ドイツメディアでの評価は低めとなった。
ブレーメン相手に試合を支配しながらも、先制点を許したシャルケ。創造性を欠いたチームは、後半ヘディングで2ゴールを決めたMFケヴィン=プリンス・ボアテングの個の力に救われている。ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、25と両チームトップタイのスプリント回数を見せ、活発に動いた内田だが、競り合いの勝率が3回に1回と低く、見せ場はつくれなかった。
シャルケのチーム平均点が3.3だった『ビルト』は、内田のプレーに4をつけている。チーム平均点が3.4の『キッカー』では4.5と失点に絡んだMFロマン・ノイステッター(5)に次ぐ低い点数だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
地元メディア『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』は内田のパフォーマンスに4をつけ、以下のような寸評を掲載している。
「右サイドバックはこの日、好調ではなかった。エライロ・エリアには何度か走り負け、競り合いに向かう場面でためらっているようにも見えた。敵陣でボールを受ける姿勢を取ったが、彼のクロスは危険性を発揮しなかったか、またはゴールラインを割ってしまっている」
同じく地元の『レヴィアシュポルト』でも4だった。
「代表に向かうのは残念。そうでなかったら、居残ってクロスの練習に励むことができたからだ! 努力は見せたものの、それだけでは不十分。最近数週間では一番悪いパフォーマンス」
2連勝のシャルケは6位と順位は変わらず。代表ウィークを挟み、23日にはフランクフルト戦に臨む。