代表戦に向けて意気込み語る香川真司【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は、現地時間8日に行われたシャルケ戦で先制点を決める活躍を見せ、3-2の勝利に大きく貢献した。試合後、これから始まる代表戦について語っている。
日本代表はロシアW杯アジア二次予選のシンガポール戦(12日、アウェイ)とカンボジア戦(17日、アウェイ)が間近に控えており、香川も代表に合流することになっている。
シンガポール戦について問われた香川は「必ず勝たなければならない試合ですし、先月の2試合では特に前半の戦い方で課題が残っていました」と振り返り「引いてくる相手に対して、どうやって崩すか、どうやってボールを運ぶかという意味では、僕たちが主導権を握る時間帯が多いと思いますが、崩しの部分のコンビネーションをもっと話し合っていきたいと思います」と、課題の克服に向けて意気込みを語っている。
ドルトムントでは今季7得点を決めるなど好調な香川。クラブと代表では監督から求められるものは違うが「難しさはありますが、それは皆一緒なので、その中でどうやってやるかを監督と上手くしっかり話し合うところは話し合って、こうやったら良いんじゃないかっていうところもお互いディスカッションして、良いものを築き上げていきたいと思います」と語り、適応していく構えを示した。
また、自身のブログの中で「すごい雰囲気が良い中、チームがまず勝てて、自分もゴールを決めて嬉しく思っています。明日からまた、代表が始まるのでしっかりこの勝利をかみしめて、代表に切り替えてやっていきたいと思います。代表でも応援よろしくお願いします」と、サポーターに向けてメッセージを送っている。
香川にとっても、日本代表にとっても、重要となるアウェイ2連戦。ドルトムントで好調なパフォーマンスを続けている状態をそのままに、代表戦でも発揮していきたいところだ。
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