最下位相手のダービー戦は引き分け【写真:goal.com】
8日に行われたブンデスリーガ第12節でハノーファーはブラウンシュヴァイクと対戦し、0ー0で引き分けた。リーグでは37年ぶりに実現したこのダービー戦でDF酒井宏樹は先発フル出場。ドイツメディアの同選手に対する評価は平均的なものだった。
ハノーファーとブラウンシュヴァイクは、歴史上、ライバル関係にある地方都市。この「真のニーダーザクセンダービー」に向けて、地元ではサポーターの熱狂ぶりがここ数週間高まっていた。試合が始まってみれば、発炎筒が焚かれ続け、スタジアムは緊迫した雰囲気に包まれている。
そのような応援が重圧となったのか、ハノーファーの2列目は試合を通してボランチ3枚を起用するなど人数をかけるブラウンシュヴァイク守備をなかなかこじ開けられず。結局、お互い中盤でのミスが多く、決定機が少ない試合となった。
ドイツメディアは、今季全試合で右サイドバックでスターティングメンバーに名を連ねる酒井宏のパフォーマンスにそれぞれのチーム平均点前後の採点をつけている。平均点が3.83の『ビルト』では4、平均点3,6の『キッカー』では3.5だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
なお、地元『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』(チーム平均点3.86)は酒井宏のプレーについて「非常に攻撃的にスタートしたが、早い段階で節約モードにスイッチした」とコメントし、4をつけている。
最近6試合で勝ちなしと不調のハノーファーは11位から変動なし。代表ウィーク明けにはアウェーでハンブルガーSVと戦う。