通算成績はシャルケが68勝でリード
ダービーを前にリロイ・サネは、こう口にした。
「燃えているよ」
FCシャルケ04の19歳は、初めてのダービーに挑むことになる。
2015年11月8日のブンデスリーガ第12節、日曜日にボルシア・ドルトムントはシャルケをホームに迎える。168回目の“レヴィアダービー”だ。5日付の『キッカー』誌記載のデータによれば、通算成績はドルトムントの58勝に対してシャルケが68勝、引き分けが41回である。
ドルトムントとシャルケ、両チームともにトーマス・トゥヘル、アンドレ・ブライテンライターという新指揮官で臨む一戦でもあるが、今回のダービーの行方はどのようなものになるだろうか。
ドルトムントのマティアス・ギンターは「僕たちはシャルケ以上の自信を抱いている」と言う。BVBは、3日前のヨーロッパリーグでガバラFKを4-0と一蹴したばかりだ。それだけでなく、10月の代表ウィークが明けてから、まだ1度も負けていない。公式戦5試合の平均得点は4.2を記録している。
さらにカストロやベンダーといった控え組を含めたチームの成熟度は深まってきており、これといった隙は見当たらない。ロイスは肉離れにより離脱となったが、ムヒタリヤンがいる。BVBの火力が衰えることはないだろう。
もちろんギンターは「シャルケは前線に大きな個のクオリティを備えている」とライバルに対する警戒を緩めてはいない。フンテラール、ディ・サントの2トップ、そしてマイヤーとサネの両MFの名を挙げた。
「彼らは僕らに厄介な課題を与えるだろうね。僕たちが正しい解決策を見つけなければならないような」