熊本の小野剛監督【写真:Getty Images】
J2のロアッソ熊本は7日、小野剛監督がスタッフの一人に行き過ぎた注意をしたことにより、Jリーグから厳重注意の処分を下されたと発表した。
クラブの公式サイトによると「この問題は、ロアッソ熊本監督 小野剛が、本年8月26日県民運動公園補助競技場において、数名の選手とのミーティング後、合流した段階で、チームの紅白戦の前のピッチが整備されていないことに対し、チームスタッフの怠慢であるとし、スタッフの一人に行き過ぎた注意をしたことによります」とされている。
スタッフとは和解しており、スタッフ・選手全員に状況を報告し、謝罪したという。
クラブの公式サイトでは永田求会長と池谷友良社長の連名で声明を発表した。「ロアッソ熊本をご支援頂いているファン、サポーターの皆様、スポンサー、株主、行政をはじめ、熊本県民の皆様に、ご迷惑ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、より一層コンプライアンス順守に努め、180万県民に愛され、信頼されるクラブとなるよう精進する所存です。チームはより一丸となって、最後まで戦ってまいります。皆様におかれましては、何卒これまでと変わらぬご支援、ご声援をお願い申し上げます」と述べている。
熊本は現在11位で、数字上ではプレーオフ進出の可能性が残されている。今回の一件はピッチで戦う選手たちにどのような影響を及ぼすだろうか。
【了】