レアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイル【写真:Getty Images】
ウェールズ代表のクリス・コールマン監督はオランダ代表の親善試合に望む代表メンバーを発表し、レアル・マドリーのFWガレス・ベイルはリスト入りしなかった。4日付け『マルカ』が報じた。
ベイルは現在、左足のふくらはぎ負傷により戦線離脱中で、最後にプレーしたのは10月17日のリーグ戦第8節レバンテ戦だった。
ウェールズ代表招集は確実と見られていたベイルだが、コールマン監督は「ガレス(・ベイル)は、今はプレー出来る状態にないが、次の試合にはプレー出来ているかも知れない。しかし我々は彼を呼ばないことに決めた」と理由を説明した。
また、「マドリーはこの期間(代表ウィーク)を彼の回復に使いたいんだ。それは良いことだと思う」と、クラブ側の意向を汲んだことを明かした。
コールマン監督は、マドリーからはベイルの招集を見合わせるような要求などはなかったとし、「ガレス(・ベイル)を代表に呼ばないことが正しいと思う。彼が常にウェールズ代表としてプレーしたいのは知っている。しかし選手はクラブのもので、我々はそれを理解している。しっかり回復して欲しいし、これがみんなにとって一番良い」とした。
代表での休息をもらったベイルは、代表ウィーク開けの11月21日に行われる宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”を万全の状態で望めることになる。
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