中村憲剛【写真:Getty Images】
川崎フロンターレは5日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節・浦和レッズ戦に向けて練習を行った。
1stステージの対戦では川崎のリードで終盤まで進んだものの、89分にセットプレーからズラタンに決められドローとなった。
中村憲剛はこの日の紅白戦で、より前線に近い位置でもプレーした。「前の方がより自由度があって面白いけど、後ろも後ろの面白さがある」と話す。大久保嘉人が出場停止で出られないだけに、中村の攻撃力に期待がかかる。トップ下でもボランチでも「勝ち点3を取りに行く」気持ちは変わらない。
浦和の鈴木啓太が今季限りでクラブを退団することになった。「代表の時は一番長くボランチで組んでいた相方でもあった」と中村は鈴木とのコンビを懐かしそうに振り返る。退団に関しては「啓太が決めたことだし、俺がとやかく言うことじゃない」と、本人の意思を尊重していた。
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