カルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
プレミアリーグで15位と低迷するチェルシーの監督人事について、2009年から2011年までの2シーズンを指揮したカルロ・アンチェロッティ氏はジョゼ・モウリーニョ監督が適任だと発言した。英メディア『デイリーメール』が4日付で報じている。
17試合で9敗と、昨季の優勝との対比が激しいシーズン序盤となったチェルシー。ロッカールームの雰囲気や指揮官とMFエデン・アザールとの関係などが取り沙汰されているが、アンチェロッティ氏はそれでもモウリーニョ監督が問題を解決するだろうとコメントしている。
自身がモウリーニョ監督の代役の候補として報じられたことについては「私がチェルシーに? ただの噂話だ。モウリーニョが困難の中にいることは事実だが、チェルシーはモウリーニョの地位を確かなものとしてきた」と、ロンドンの夕刊紙『イブニング・スタンダード』に話している。
「チェルシーは問題解決に最適な監督を擁している。私はどこに行くかって? フットボールの世界においてはどこにでも行く準備をしておく必要がある。外国に行くのは素晴らしいことだし、続けることが出来ればと思っている。良い時間を過ごしたプレミアリーグはいつでも私を魅了してきたが、私自身はどこにでも行く心の準備がある」
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