大勝をおさめたバイエルン【写真:Getty Images】
【バイエルン・ミュンヘン 5-1 アーセナル CL グループステージ】
チャンピオンズリーグ(CL)第4節が現地時間4日に行われ、バイエルン・ミュンヘンはアーセナルをホームに迎えて対戦。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーの2ゴールなどで得点を積み重ね、5-1の大勝をおさめた。
バイエルンはリーグ戦で13得点を記録し好調キープするロベルト・レバンドフスキをワントップに起用し、19歳ながら主力として活躍するキングスレー・コマンは左WGに、リーグ戦10得点のトーマス・ミュラーは右WGのポジションに入った。
対するアーセナルは怪我で欠場したエクトル・ベジェリンに代わりマテュー・ドゥビュシーを起用。セオ・ウォルコットやアーロン・ラムジーなど複数のけが人をかかえる苦しい状況で試合に挑んだ。
バイエルンは前半から積極的に攻撃を仕掛けると10分、チアゴ・アルカンタラが前線に向けてふわりとしたボールを送ると、DF裏に抜け出したレバンドフスキが頭で合わせて先制点を決める。
幸先よく早い時間帯に先制した後、29分にはフィリップ・ラームのクロスにコマンがダイレクトでシュートするもミートせず。しかし、そのこぼれ球をミュラーが叩き込み追加点を決める。
前半終了間際にはダビド・アラバが相手に囲まれながらも粘ってシュートを放ち3点目、後半に入った55分には途中交代で入ったアリエン・ロッベンがアラバの折り返しをしっかりと決めて、リードを4点に広げた。
追いかける展開のアーセナルは69分、左サイドのアレクシス・サンチェスがゴール前に向けてクロスを入れ、オリビエ・ジルーが胸トラップをしたあとボレーシュートで1点を取り返す。
失点をしたものの、後半終了間際にはドグラス・コスタがドリブルで前線まで持ち込み、ラストパスを受けたミュラーがダメ押しのゴールを決めて、バイエルンが5-1で勝利した。
前回対戦で0-2と敗れた屈辱を果たしたバイエルンはグループ首位となり、敗れたアーセナルはグループステージ敗退の危機に直面している。次節、バイエルンは2位のオリンピアコスと対戦し、アーセナルは3位のディナモ・ザグレブと対戦する。
【得点者】
10分 1-0 レバンドフスキ(バイエルン)
29分 2-0 ミュラー(バイエルン)
44分 3-0 アラバ(バイエルン)
55分 4-0 ロッベン(バイエルン)
69分 4-1 ジルー(アーセナル)
89分 5-0 ミュラー(バイエルン)
【了】