レアル・マドリーのGKケイラー・ナバス【写真:Getty Images】
元フランス代表で、主にパリ・サンジェルマン(PSG)のGKとして活躍したベルナール・ラマ氏は、レアル・マドリーのGKケイラー・ナバスにはカリスマ性が欠けているとスペイン紙『マルカ』のインタビューで発言した。
ナバスは今季、前任のGKイケル・カシージャスのポルト移籍によって定位置を獲得。背番号1を背負い、開幕からスタメン出場を果たすと、好守を連発して公式戦13試合でわずか3失点。無敗を続けるマドリーにとって欠かせない存在として貢献している。
しかし、1990年代に活躍しフランス代表として98年W杯優勝、EURO2000優勝を経験しているラマ氏は、より厳しい視点でナバスを評価している。
同氏はインタビューの中で、マドリーの新守護神について「ゴール下だと良いものを持っているけど、カリスマ性のあるタイプではないね」とし、エリア内での存在感を増さなければならないとした。
さらに「ケイラーは足下の技術もそこまで高いわけじゃない」と分析している。
ラマ氏は、ナバスを「(チェルシーGKティボー・)クルトワや(バイエルンGKマヌエル・)ノイヤーのレベルにはまだ達していない」とし、「とても良いGKだが、ベストではない。1〜2年間はさらに経験を積むことが必要だ」とさらにレベルアップ出来るとした。
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