【バルサ】ラフィーニャ、大けがも契約延長を発表
大けがを負いながらもバルセロナとの契約延長を発表されたラフィーニャ・アルカンタラ【写真:Getty Images】
バルセロナは3日、ブラジル代表MFラフィーニャ・アルカンタラとの契約を2020年6月まで延長することで合意に至ったことを発表した。
ラフィーニャは9月16日のチャンピオンズリーグ(CL)ローマ戦で相手選手と接触し、右膝前十字靭帯を損傷。全治には6ヶ月以上かかるものと予想されている。
復帰は早くても来年3月以降となるが、リハビリやコンディション調整などを考慮すれば今季のうちにあと1試合出場できるかどうかも不透明だ。
それにもかかわらず、バルサが契約延長に踏み切ったということは、それだけ高い期待を寄せていることの現れかもしれない。
兄はバルサの下部組織出身で現在はバイエルン・ミュンヘンでプレーするスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラで、父親は元ブラジル代表のマジーニョ氏というサッカー家系だ。
兄と同じブラジル代表か、兄と同じスペイン代表か、どちらを選ぶかに注目が集まったが、ラフィーニャは前者を選択した。
大けがを負う直前にはブラジル代表にも初招集され、デビューも果たした。今季は出場機会も増やしており、順調なステップアップの段階での負傷は災難ではあるが、クラブからの信頼は揺らいでいないようだ。
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