現在セリエAで6試合連続でスタメン落ちと厳しい状況が続いているミランの日本代表FW本田圭佑。しかし、冬の移籍市場でさらに前線での先発争いが熾烈になるかもしれない。3日、イタリア『ジャンルカ・ディマルツィオ』が報じている。

　ミランが狙うのはパレルモのMFフランコ・バスケスだ。同選手は昨季現ユベントスのFWパウロ・ディバラとともに、パレルモの攻撃を牽引し注目を集めた。今季もセリエAで全11試合にフル出場し、1ゴール2アシストを決めている。

　バスケスの主なポジションはセカンドトップとトップ下で、ラージョ・バジェカーノ時代には両ウイングで活躍した。ミランに加入すれば本田との先発争いが予想されている。同選手の移籍金は1500万ユーロから2000万ユーロ（約27億円）となる予定だ。

　問題発言以降、クラブでの立ち位置が厳しくなっている本田。状況を打開することはできるのだろうか。

【了】