本田圭佑(左)とエムバィエ・ニアン(右)【写真:Getty Images】
ミランの日本代表FW本田圭佑がウイングで3番手に降格しようとしている。3日、イタリア『カルチョメルカート.com』が報じた。
前節のラツィオ戦でMFジャコモ・ボナベントゥーラがイエローカードを受けたことで、同選手は累積警告によって今週末のアタランタ戦に出場することはできない。左ウイングを務めるボナベントゥーラが欠場することで本田に出場機会がやってくるかと思われたが、ここにきて負傷離脱から復帰したエムバィエ・ニアンの評価が高まっている。
現在20歳のニアンはプレシーズンマッチで第5中足骨を骨折。約3ヶ月の離脱を強いられていた。しかし、ラツィオ戦でベンチメンバーに復帰すると、3日に下部組織での試合に出場し2得点を挙げたとのこと。ニアンは2013/2014シーズンに既に4-3-3のウイングとしてブレイクを果たしており、新布陣への適正も問題ないとみられている。
セリエAで6試合連続スタメン落ちとなっている本田にとっては、さらに厳しい状況に追い込まれると言えそうだ。1月のミラン退団も噂されている同選手だが、果たしてチーム内での地位を向上させることはできるのだろうか。
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