ブーイングをするマンチェスター・シティのサポーター【写真:Getty Images】
現地時間の3日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)で、マンチェスター・シティのサポーターが激しいブーイングを浴びせている。それも試合中ではなく試合前にだ。
シティサポーターがブーイングを行なったのは、CLの試合前にアンセムが流れている時だった。同サポーターたちはクラブや選手、審判に対してではなく欧州サッカー連盟(UEFA)に対して抗議を行なっている。
英紙『テレグラフ』によれば、シティサポーターがUEFAを憎む理由はクラブに対する不公平な対応であるとされている。シティはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)によって、パリ・サンジェルマンとともに移籍市場での予算の上限やCL出場メンバーを25人から21人に削減といった罰則を受けていた。
また、昨季のCL・CSKA戦でサポーターによる人種差別事件が発生。その際に「無観客試合」の処罰に対戦相手クラブが含まれたことでシティも巻き添えとなった。
CLでは“ベスト8の壁”を超えることができず、苦戦が続いているシティ。UEFAとの関係を修復することはできるのだろうか。
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