スティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
今夏からアメリカへ活躍の場を移した元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、来季限りでの現役引退を示唆した。所属するLAギャラクシーの公式サイトが伝えている。
ジェラードが在籍するLAギャラクシーはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のレギュラーシーズンを5位で終えてプレーオフに進出していたが、先月末のシアトル・サウンダーズに敗れて今季を終えていた。
その試合後、35歳のレジェンドは「来季が僕にとって最後のシーズンになるかもしれない。すぐに来季が来てほしいとは思わないけど」と、現役生活をあと1年で終えるつもありがあることを明かした。
一方で来季に向けて「ゴールを許していれば成功するのは難しい。毎試合2、3失点していれば試合に勝つのは非常に困難だ」とチームの守備力に苦言を呈し、「シアトル戦のようなことを避ければ、僕らは2位以内でシーズンを終えられる。絶対に良くなるし、セットプレーやクロスからの失点もなくなるだろう」と、展望を語っている。
35歳のジェラードはLAギャラクシー移籍以降、14試合に出場して2得点を挙げた。来季途中には36歳になり、SNSでは毎日のようにロサンゼルスで家族との時間を満喫する姿を発信している。未だにその存在感は衰えを知らないが、ピッチを去る日は近くまで迫っていそうだ。
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