日本人が最もチケットを購入した海外クラブはチェルシー【写真:Getty Images】
海外オンラインチケット売買仲介サイト『チケットビス』は2日、日本人が最もチケットを購入した海外クラブについて発表し、数あるクラブの中でチェルシーが最も多いことが判明した。
分析レポートによれば、チケット購入者の中でプレミアリーグが全体の約4割(38.26%)を占めており、次にチャンピオンズリーグ(18.26%)で2位、そしてブンデスリーガ(16.06%)が3位と続いている。
プレミアリーグが最も多い要因としては、PR戦略効果とスタジアム収容率にあるようだ。日本で最初にテレビ放送された海外リーグであり、頻繁にプレシーズンツアーをしていることも認知度を高める要因となっている。
また、スタジアム収容率が9割近くとなり、日本人はもちろんのこと現地のファン・サポーターでさえもチケットが入手困難な状況だ。そのようなこともあり、現地のファンと遠い外国からでも観戦したいファンをつなぐプラットフォームで取引が増える要因となっている。
これをチーム別で見ていくと、1位のチェルシー(14.31%)の売上数が最も多く、次に日本代表MF香川真司が所属するドルトムント(11.1%)が2位、それ以降はバルセロナ、レアル・マドリー、アーセナルと続いている。
チェルシーのホームスタジアムであるスタンフォード・ブリッジは、収容人数が約4万人ほど。アーセナルのエミレーツ・スタジアムが約6万人、マンチェスター・ユナイテッドのスタジアムが約7万人の収容人数であることを考えればキャパシティが小さいことがあるのかもしれない。
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