ラツィオに快勝したミラン【写真:Getty Images】
【ラツィオ 1-3 ミラン セリエA 第11節】
イタリア・セリエA第11節が現地時間1日に行わなれ、本田圭佑が所属するミランはアウェイでラツィオと対戦した。
サッスオーロ戦、キエーヴォ戦と2連勝を飾ったミランは、この日もメンバーを固定。4-3-3の布陣に、前線は右からチェルチ、バッカ、ボナベントゥーラが先発出場を果たした。
両チームのスターティングメンバーは以下。
【ラツィオ(4-2-3-1)】
GK:マルケッティ
DF:バスタ、マウリシオ、ジェンティレッティ、ルリッチ
MF:オナツィ、ビリア
MF:カンドレーバ、ミリンコビッチ、F・アンデルソン
FW:クローゼ
【ミラン(4-3-3)】
GK:ドンナルンマ
DF:デ・シリオ、アレックス、ロマニョーリ、アントネッリ
MF:クツカ、モントリーボ、ベルトラッチ
FW:チェルチ、バッカ、ボナベントゥーラ
前半から積極的なプレスで試合の主導権を握るミランは、チェルチを中心にチャンスを作っていく。
すると25分、ミランに先制点が生まれる。右サイドのチェルチが鋭いクロスを放ち中央のバッカが届かなかったところをGKがなんとか弾く。これをベルトラッチが詰めて1-0とした。
しかし35分、ミランはそのベルトラッチが負傷し交代を余儀なくされる。替わりにポーリが投入されると、直後の38分にはフィードから抜けだしたチェルチが角度のないところからシュートを放ち、ボールは惜しくもファーポストを叩いた。
後半を迎え、さらなる不運がミランを襲う。51分にGKドンナルンマと交錯したアレックスが脳震盪となってしまう。ミランは2人目の交代枠を使ってメクセスを投入する。しかし、直後のFKでそのメクセスが鮮やかなヘディングを決めミランが2-0とリードを広げる。
試合終了間際にはボナベントゥーラのスルーパスからバッカが止めのゴールを決める。終盤にラツィオが1点を返したものの、ミランが3-1で3連勝を飾った。本田は再び81分にチェルチと交代で出場、直接FKで惜しいシュートを放つもノーゴールに終わった。
【得点者】
25分 0-1 ベルトラッチ(ミラン)
53分 0-2 メクセス(ミラン)
79分 0-3 バッカ(ミラン)
84分 1-3 キシュナ(ラツィオ)
【了】