ゴールを喜ぶバルセロナの選手たち【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラ第10節が31日に行われ、バルセロナはアウェイでヘタフェと対戦した。
負傷者が徐々に戻ってきたバルサは、セルジ・ロベルトが先発で復帰。アンドレス・イニエスタはベンチに入った。前節退場していたハビエル・マスチェラーノの代役にはジェレミー・マテューが起用された。
対するヘタフェはホーム3連勝中と好調だが、スコアを動かしたのはバルサの前線が見せたテクニックだった。36分、ネイマールが左サイドからクロスを送り、S・ロベルトがヒールでラストパス。最後はルイス・スアレスがフェイントでGKのタイミングをずらし、冷静に決めてバルサが先制した。
さらに1点リードで迎えた後半の58分、バルサはS・ロベルトのクロスにネイマールがボレーで豪快に合わせて追加点を奪う。この直後、ルイス・エンリケ監督はムニルに代えてイニエスタをピッチへ復帰させる。
この後もヘタフェに反撃を許さなかったバルサは0-2で勝利を収めた。負傷者も順調に帰還し、明るい雰囲気を取り戻しつつある。同日に行われたラス・パルマス戦に3-1で勝利したレアル・マドリーと勝ち点で並び、得失点差で2位につけている。
他会場ではビジャレアルがセビージャを2-1で下し、バレンシアはレバンテを3-0で破った。3位アトレティコ・マドリーは30日にデポルティボ・ラ・コルーニャと1-1で引き分けていたため勝ち点でビジャレアルに並ばれた。
乾貴士の所属するエイバルは1日にホームでラージョ・バジェカーノを迎える。
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