ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第11節が31日に行われ、チェルシーはリバプールに1-3で敗れた。開始早々にラミレスのゴールで先制したものの、フィリッペ・コウチーニョの2得点とクリスティアン・ベンテケのダメ押しゴールによって逆転負けを喫している。
試合後、中継をした『BTスポーツ』のインタビューを受けたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、あらゆる質問に対し「何も言うことはない」と答え、苛立ちを露わにした。
この後、記者会見に臨んだ同監督はさらに怒りの矛先を審判やメディアに対して向けた。英紙『テレグラフ』などが伝えている。
「前半アディショナルタイムは2分間のはずだったが、我々が失点したのは2分35秒だった」
コウチーニョの1点目が生まれたのは前半アディショナルタイムの47分30秒を回ってからだった。目安は2分間のはずだったが、それ以上に伸びていたということだ。モウリーニョは止まらない。
「皆さんは知的だ。書きたいことを欠くことができる。次回はいい眼鏡を持ってくることにしよう。そうすればよりしっかりと(試合を)見られるだろう」
今季リーグ6敗目となり、いよいよ監督の座が危うくなってきたモウリーニョ。苛立ちと焦りが爆発寸前のところまできているのだろうか。4日にはチャンピオンズリーグのディナモ・キエフ戦をホームで戦い、7日にアウェイでストークとのリーグ戦が待っている。
過密日程で切り替える暇もなく試合が続いていくが、“スペシャル・ワン”は崩壊したチームを立て直すことができるだろうか。
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