ベニテス発言に”反論“【写真:goal.com】
ユヴェントスは10日、セリエA第12節でナポリと対戦する。ナポリのラファエル・ベニテス監督が、ユーヴェがリーグ最強のチームだと話したのに対し、アントニオ・コンテ監督はナポリにも相応の力があると主張した。
勝ち点で並び、首位ローマを追いかけるユーヴェとナポリの直接対決は、今節のセリエ注目の大一番。ベニテス監督は前日会見で、ユーヴェはスクデット候補で変わらないと話したが、コンテ監督は次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「ナポリがスクデットを獲得しなかったら、彼らは何もしなかったことになる。ベニテスはナポリがまだ75%だと言っているが、彼らは我々と同じ勝ち点で、ローマとは勝ち点3差だ。100%になったら、もうリーグ戦は勝負にならないよ。我々はすでにスピードを出している。だから、ナポリがまだトップコンディションでないと言われると、心配してしまうね」
「相手は去年2位になり、(エディンソン・)カバーニを売却してから、9000万ユーロを使って補強をしたチームだ。(ゴンサロ・)イグアインは素晴らしい選手だよ。4000万ユーロのコストだった。ただ、我々は(カルロス・)テベスに満足している。いずれにしても、2人とも優れたアタッカーだ」
ユヴェントスはDFジョルジョ・キエッリーニが負傷で欠場。DFアンジェロ・オグボンナを起用しての3バックで臨むと見られている。コンテ監督は、より優れたプレーを見せたチームが勝つことを願うと話した。その上で、大事なのはナポリ戦だけではないとも述べている。
「ユーヴェとナポリはともに自分たちが試合をしようとし、ドローのために戦わないチームだ。イタリアのリーグでは、すべての試合が『ここ一番』という一戦になる。どの試合も勝ち点3に変わりはないんだ」