ブレーメンの点取り屋アンソニー・ウジャー(左)【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、現地時間31日にブレーメンと対戦する。首位のバイエルン・ミュンヘンがフランクフルトと引き分けたため、ドルトムントが勝利すれば勝ち点5差に縮まる一戦。ドルトムントとしては是が非でも勝利しておきたいところだが、ブレーメン相手といえども、侮ってはいけない。
ブレーメンはインゴルシュタット戦の敗戦をきっかけに、17日のバイエルン戦まで5連敗を続けていた。だが、24日のマインツ戦で勝利し、28日に行われたドイツ杯2回戦のケルン戦も勝利で終え、2連勝となっている。手負いの虎が復活の兆しを見せはじめた。
そのブレーメンのキーマンとなっているのがナイジェリア代表FWアンソニー・ウジャーだ。日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツとの試合では2ゴールを決め、ケルン戦でも決勝点となる得点を決めている。
今季公式戦12試合に出場し6得点を決めており、ドルトムントにとって注意すべき選手の一人だ。公式戦5連勝を目指すドルトムントと、公式戦3連勝を目指すブレーメン。下位のチームが相手とは言え、油断することは許されないだろう。
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