カメルーン代表監督を解任されたフィンケ氏【写真:Getty Images】
元浦和レッズの指揮官で、現在はカメルーン代表を率いていたフォルカー・フィンケ監督が成績不振により解任された。30日に英局『BBC』が報じている。
フィンケ監督は、1991年から2007年までフライブルクで長期政権を築いたのち、2009シーズンから浦和を率いた。最初のシーズンは思うような結果が出せず、翌年も満足いく結果につながらなかったため、2年間で浦和を退いている。
一方で、積極的に若手選手を起用し成長させたことが高く評価された。原口元気もその一人で、現在はドイツに渡りヘルタ・ベルリンで活躍している。
その後、フィンケ監督は2013年にカメルーン代表の監督に就任。同代表を2014年ワールドカップ本大会に導くなど結果を残したが、グループリーグで姿を消した。また、アフリカ・ネイションズカップ2015もグループリーグで敗退している。
同局によると、後任としてアレクサンドル・ベリンガ氏が暫定的に指揮を執るとのこと。11月に行われるニジェール代表との試合が初陣となりそうだ。
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