4つの注目ポイント
モウリーニョ監督(左)とクロップ監督(右)【写真:Getty Images】
現地時間の31日、イングランド・プレミアリーグ第11節チェルシー対リバプールが開催される。ビッグクラブ同士の戦いとなるこの一戦だが、今季はいつもとは少々異なる状況だ。同試合の4つの注目ポイントを紹介しよう。
1)調子が上がらない両チーム
今季なかなか調子が上がらないチーム同士の対決となるが、とりわけチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督にとってはラストチャンスとも言える一戦だ。ここまで同クラブは3勝2分5敗という惨憺たる成績。順位表の上では15位と残留争いに巻き込まれない位置に沈んでいる。
一方で、リバプールも決して調子がよいとは言えない。ここまで3勝5分2敗の9位と低調なパフォーマンスをみせており、ユルゲン・クロップ新監督は未だプレミアリーグでは未勝利だ。
2)崖っぷちに追い込まれるモウリーニョ監督
キャピタル・ワン・カップでもストーク・シティに敗れたチェルシーは、リバプール戦で敗れればモウリーニョ監督の解任が決定的となるだろう。今季は同監督の“3年目のジンクス”が発動中だ。モウリーニョ監督は過去、チェルシー、レアル・マドリーで3年目のシーズンに成績を落としている。
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