高等裁判所への出頭が決定的なネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、自身のサントスからバルセロナへの移籍問題で高等裁判所に出頭することを避けられそうにない。29日付け『マルカ』が報じた。
サントスとバルセロナはネイマールの移籍金に関して実際に動いた金額より少ない金額を申告したとして、ネイマールの権利を所有していたブラジル投資ファンド「DIS」が両クラブの詐欺行為としてバルセロナ地方裁判所に告訴していた。
同紙によると、高等裁判所は今回の移籍問題について詐欺罪として動き出しているとのこと。既に告訴されているネイマールの両親、サントスの幹部2名、元バルセロナ会長でネイマールの移籍を主導したサンドロ・ロセル氏、現バルセロナ、ジョセップ・マリーア・バルトメウ会長に加え、ネイマールがマドリッドにある高等裁判所へ出頭し証言することは避けられないとした。
ついに舞台は法廷の場にまで発展してしまった今回の移籍問題。ネイマールは今後もバルセロナで今までと同じようにプレーすることはできるのだろうか。
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