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ミランの後任候補だったドナドーニ氏、ボローニャ監督に就任。前任は解任へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ミランの後任候補だったドナドーニ氏、ボローニャ監督に就任。前任は解任へ
ボローニャの監督に就任したロベルト・ドナドーニ氏【写真:Getty Images】

 低迷するボローニャが28日、デリオ・ロッシ監督を解任し昨季までパルマを率いていたロベルト・ドナドーニ氏が監督に就任したことを発表した。契約期間は2017年までとなっている。

 ボローニャは現在、降格圏内の18位に沈んでいる。ロッシ監督は昨季プレーオフの末、ボローニャを2部から1部に昇格されるなど功績を残したが、今季は2勝0分8敗と苦しい状況に陥っていた。そして現地時間27日にインテルと対戦し、0-1で敗戦したことで監督交代に踏み切った。

 昨季までパルマを率いていたドナドーニ氏は、同クラブの破産とともに退任している。ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が解任された場合の後任候補としてドナドーニ氏の名前が挙がっていたが、25日のサッスオーロ戦と28日のキエーヴォ戦で2連勝を飾り、順位を8位に押し上げ立て直したことで首の皮一枚でつながった状態となった。

 ドナドーニ氏は、選手時代にミランで活躍し、監督となってからはジェノアやナポリ、イタリア代表を率いた経験を持っている。これまでに目立った功績は残せていないが、ボローニャをセリエA残留圏内に押し上げ、さらに上の順位を目指すことはできるのだろうか。

【了】

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