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今季は一味違う! 独紙は香川に及第点も…チーム貢献度が数字に

text by 編集部 photo by Getty Images

独紙は香川にまずまずの評価も…今季の香川は一味違う! チーム貢献度が数字に
今季はチームに大いに貢献しているMF香川真司【写真:Getty Images】

 DFBポカール(ドイツ杯)2回戦が現地時間28日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはドイツ2部のパーダーボルンと対戦した。

 公式戦5試合連続の先発出場を果たした香川は、3-0で迎えた前半終了間際にゴンサロ・カストロとのワンツーパスから抜け出し、ループ気味のシュートでチーム3点目となるゴールを決めている。

 出場しなかったPAOK戦を除いて、公式戦7試合ぶりのゴールとなり、早くも昨季の合計6得点に並んだ。

 1得点を決めた香川は独紙『デア・ヴェステン』から「2.5」と、まずまずの評価を受けている(ドイツでは「6」が最低で「1」が最高)。

 寸評では「序盤はドルトムントサポーターを絶望されるようなプレーをした」と辛口評価から入ったが「しかし、相手GKの頭上を越える3点目のシュートは見事だった」と、得点の場面は良かったと称賛している。

 今季の香川は公式戦17試合に出場し、その中で6得点を決めている。昨季は公式戦39試合で6得点だったことから見ても昨季と比較してハイペースでゴールを奪っている。このペースを維持することができれば二桁得点の可能性を十分に残している。

 また、昨季は10アシストだった香川が今季は早くも8アシストした。今季スタート時からチームにフィットし、大きく貢献していることが数字から伺える。

 日本代表は11月に2018年ワールドカップ・アジア二次予選のシンガポール戦とカンボジア戦を控えているが、好調香川の活躍が勝利へのカギとなりそうだ。

【了】

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