来季の名古屋の新監督に就任する小倉隆史GM補佐【写真:Getty Images】
J1の名古屋グランパスは24日、来季の新監督に小倉隆史GM補佐が就任することをオフィシャルサイトで発表した。GMの役職はそのまま継続し、監督と兼任となる。
先月、名古屋はすでに西野朗監督が今季限りでの契約満了にともなう退任を発表しており、今年5月にクラブOBである小倉氏が来季の指揮を執ることとなった。
小倉氏の監督就任を受けて久米一正代表取締役社長兼GMはGM職を退任し、代表取締役社長の専任となる。
小倉氏は1992年から1999年まで名古屋に在籍。その後はジェフユナイテッド千葉や東京ヴェルディなどでプレーした。日本代表としては5試合に出場して1得点を記録している。
名古屋は現在、年間で勝ち点43の10位。2010年にはクラブ史上初のリーグ優勝を果たし、翌年も2位となったが、その後は7位、11位、10位と中位に終わっている。今季は西野監督のもと年間9位と優勝争いに加わることができなかった。
来季から初めて監督として指揮を執る小倉氏のもと、6年ぶりのリーグ優勝を飾れるだろうか。
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