16歳でセリエAデビューを果たしたミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
ミランからまた一人新たな才能の持ち主が現れた。現地時間25日のサッスオーロ戦で、16歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマはセリエAデビューを果たしていた。
この試合を16歳242日で先発出場したことにより、イタリア代表GKイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが持つ17歳295日をおよそ1年更新し、セリエA最年少先発出場記録を樹立している。
共通する「ジャンルイジ」という名を持つことから“ブッフォン2世”の呼び声も高いが、そんな逸材をビッグクラブが放っておくはずもない。
伊メディア『カルチョメルカート.com』によれば、2016年夏まで契約を残すドンナルンマにマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマンといったクラブが興味を示していると伝えている。
しかし、ミラン側にこの将来有望な196cmの守護神を手放す意思はなく、国外からの“魔の手”を拒んでサン・シーロに残留させる意向のようだ。
サッスオーロ戦では、ドメニコ・ベラルディに見事なフリーキックを決められてしまったが、デビュー戦を迎えた16歳とは思えぬ冷静さで大物の予感を漂わせている。
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