チェルシーのDFジョン・テリー【写真:Getty Images】
ジャンフランコ・ゾラ監督が率いるカタール1部のアル・アラビが、チェルシーの主将を務める元イングランド代表DFジョン・テリー獲得に興味を示していると、25日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
同紙によると、2016年でチェルシーとの契約が切れるテリーをゾラ監督がシーズン終了後に勧誘しようと考えているようだ。
選手時代にゾラ監督は1996年から2003年までチェルシーでプレー。テリーとは元チームメイトであり、同選手の才能を近くで見てきた人物でもある。監督としてはウェスト・ハムやカリアリなどを率いた経験があり、今夏からアル・アラビの指揮官に就任していた。
この夏の移籍市場でチェルシーはテリーの後継者探しに奔走していたが、エバートンDFジョン・ストーンズの獲得に失敗するなど、未だ後継者は見つかっていない。チェルシーはここ数年で最大の不振に陥っており、今季のテリーは衰えも見え始めている。
先日は中国のクラブも獲得を狙っているという報道もあったが、下部組織出身でクラブの象徴的な存在でもあるテリーを簡単に手放すことはあるのだろうか。
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