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【今節の欧州サッカー通信簿】ベストは至極3Aの香川。“ミランキラー”は獲物を仕留めきれず…

この週末も欧州各国でリーグ戦が行われた。チームの勝利の立役者となる活躍を見せた選手もいれば、期待に応えることができなかった選手、活躍を見せるも惜しくもチームを勝利に導くことができなかった選手(グッドファイトプレーヤー)もいる。今回は、そんな3人の選手をご紹介しよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

ベストプレーヤー

【今節の欧州サッカー通信簿】ベストは至極3Aの香川。“ミランキラー”は獲物を仕留めきれず…
香川真司【写真:Getty Images】

香川真司(ドルトムント)

 先発したアウグスブルク戦では至極の3アシスト。ドイツ国内から賛辞の声が贈られている。特に2アシスト目は圧巻だ。処理の難しいボールを巧みな胸トラップでコントロールし、背中に目がついているかのようなヒールパスでマルコ・ロイスのゴールをお膳立てした。

 3アシストのうち2つはロイスに送られているように、この2人の関係はブンデスリーガでもベストコンビである。昨季は不遇の1年だったが、背番号を「23」に戻した今季はリーグ2連覇を果たしたときのような輝きを取り戻している。

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