前線の得点力不足が続いているユベントス【写真:Getty Images】
ユベントスは現地時間の25日、イタリア・セリエA第9節でホームにアタランタを迎える。
今季ここまでFW陣がセリエAでわずか4ゴールと前線の得点力不足に苦しむユベントス。前節のインテル戦、チャンピオンズリーグのボルシアMG戦と2戦連続スコアレスドローとなっている。
週末のアタランタ戦ではマッシミリアーノ・アッレグリ監督は再び3-5-2の布陣を採用するとみられている。3-5-2といっても、攻撃時は4-3-3、守備時は4-4-2と流動的に変化するシステムだ。
右サイドを担当するのはMFファン・ギジェルモ・クアドラードだ。アッレグリ監督が「替えがきかない存在」と認めており、現在の攻撃陣で数少ない“違い”を作れる選手でもある。注目されるのは前線の2トップで、イタリア各紙によって予想メンバーが割れている。
トリノ地元紙である『トゥット・スポルト』はFWアルバロ・モラタとFWマリオ・マンジュキッチのコンビを予想。両選手はCLでは比較的好調なものの、セリエAではパフォーマンスが安定していない。
一方、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はFWパウロ・ディバラとFWシモーネ・ザザのコンビを予想。ディバラはここまで苦しみながらもPKを含む3ゴールでチーム内得点王となっている。
現在セリエAで14位と苦境に立たされているユベントス。スクデット(リーグ優勝)のためには、一刻も早く勝利を積み重ねる必要がある。果たして、アタランタ戦は連勝街道への始まりとなるのだろうか。
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