ルビン・カザン戦で引き分けるも手応えを感じるクロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、現地時間22日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のルビン・カザン戦で1-1の引き分けに終わった試合を振り返っている。23日の英紙『ガーディアン』が報じている。
クロップ監督にとってはリバプールの指揮官に就任して初のアンフィールドでの試合となる。しかし、15分にロングボールからマルコ・デビッチに先制点を決められてしまう。
追う展開となったリバプールは37分にセットプレーのこぼれだまをエムレ・ジャンが押し込み同点に追いつく。その後も猛攻をしかけ、試合を通じて今季のEL最多となる35本のシュートを放ったものの、1得点のみに終わっている。
クロップ監督は、ドローに終わったものの就任後初の得点が生まれた試合に手応えを感じているようだ。
「相手は退場者がでたことでコンパクトなブロックで守っていた。私たちの時間帯もあったし、終盤になって(クリスティアン・)ベンテケの放ったシュートがポストを叩くシーンもあった。
ただ、ゴールとはならなかったね。だから私は、98%はOKだったと言っておくよ。だけど完璧とはいかなかった。残り2%がこの試合の問題点だね」
リバプールは今季公式戦で4試合連続、全13試合中8度目のドロー(PK戦の末に勝利したキャピタルワンカップのカーライル戦を含む)となるなど、勝ちきれない試合が続いている。
クロップ監督にとっての初勝利はお預けとなったが、フィニッシュの精度が今後の課題となりそうだ。
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