マッシモ・フィッカデンティ監督【写真:Getty Images】
FC東京は22日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第15節・浦和レッズ戦に向けて練習を行った。
浦和との大一番を前に、マッシモ・フィッカデンティ監督は冷静さを保っている。1stステージの借りを返す機会となるが「大事な試合であるということだけ」と、あくまでも勝利を掴むための試合の一つという認識を持っている。
「まだ3試合あります。この試合で全てが決まるわけではありません」
相手が強いチームであることはわかっている。だからこそ、「一番良いパフォーマンスを出さないといけない」とチームの奮起を求める。
2トップの一角には東慶悟が絡んできそうだ。フィッカデンティ監督は東について「疑いのないクオリティ」と評価する。また、中島翔哉の起用も示唆した。
森重真人は戦術確認には加わらず、別メニューで調整した。前節の湘南ベルマーレ戦で負傷した守備の要は今節に間に合うのか。指揮官は「状態は良くなってきている。大丈夫かなと思う」と、明言は避けたが起用の目処は立っているようだ。出場の可否については、23日の前日練習で最終判断を下すことになる。
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